作業手順書を作る際の問題点
- 作業員が手順書を作る作業になれていない
- 自分から意見を言う環境が少なく、どのように言えばいいのかが分からない
- こんな事を言ったら馬鹿にされそうと思うと何も言えなくなる
上記のような問題があると思います。作業員には経験豊富な人から経験が浅い人まで多くの方がおられます。作業手順書を作ることは、ベテランにとっては作業の見直しになり、新人にとっては、基本の勉強の場になります。そのためにも、出来る限り多くの意見をまとめることが大切です。
職長、安責者は道先案内人
職長、安責者は、作業手順書作成の意義をシッカリと理解したうえで、自分なりの目標(到達点)を決めて作業手順書の作成指導を行ってください。
作業手順書作成の意義
作業手順書は、未経験者でもその内容を読むことで、作業が行えるための指導書となります。
そのためには、わかりやすいことが大切ですので、難しい言葉を使わないようにしましょう。
作業手順書作成の意義は、上にも書いていますが、ベテランにとっては作業の見直し、新人にとっては基本の復習の場になります。
教えるにあたっての注意点
職長・安責者は、自分なりの目標を予め持つことが重要です。作業手順書の作成では、第1に作り方を教える。
第2に会社の作業手順書が無い場合は、その手順書を会社の手順として使用する。
会社として作業手順書を作成できていない会社は未だに多くあります。
そのような場合、教育で作成した手順書をそのまま使用することも必要になり、作成する作業員のモチベーションにもなります。
そのためには、職長・安責者は内容について目標を持ち、その目標に向けて指導を行ってください。
作成方法指導
作業手順書はどのようなものか作成方法を指導する場合は、普段の生活の一コマを用いて作る作業手順から入るのも一つの指導方法です。