作業手順書の作り方（コロッケ作りを例に）
作業手順書を作ってみよう
建設業界で作成する一般的な作業手順書は下記のような様式です。
作業手順書は、実際に作業を行う作業員が主体となって作成することが大切ですが、なかなか難しいことだと思います。そのような場合は、管理部門で作成し現場が始まるときに作業手順書の周知会を実施しましょう。作業員全員で内容を確認し、変更がある場合は朱書きしてください。
ここでは、職長・安責者（安全衛生責任者）としてどのようにして作業手順書を作成するかについて、手取り足取り学んでいきましょう。
例として、以下はコロッケの作り方の作業手順書です。
コロッケの作り方
まずは、コロッケの作り方をご紹介します。
ポテトコロッケの材料（2～3人分）
・じゃが芋… 3個
・玉ねぎ … 1/2個
・合いびき肉 … 100g
・卵 … 1個
・小麦粉
・パン粉
・サラダ油
・揚げ油
・塩
・こしょう
2-1．ポテトコロッケのじゃが芋の下ごしらえ
（１）じゃが芋は芽を取り除いて、皮をむいて一口大に切ります。
（２）水に10分ほどおいてアクを抜き、耐熱ボウルに入れてラップをかけ、加熱します（600Wで４分ほど）。
2-2．ポテトコロッケの具の準備
（１）じゃが芋を加熱している間に、玉ねぎをみじん切りにします。
フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら合いびき肉を加えてさらに炒めます。
全体に火が通ったら、塩・こしょうをします。
（２）じゃが芋が柔らかくなったら、木べらなどでつぶします。
コロッケの作り方を作業手順書にしてみると
２.の内容は、コロッケ作成のレシピですが、いかがですか？
作業手順書のようですね。このレシピを作業手順書の様式に合わせて書き直してみましょう。
